新企画★カーボンオフセットを再算定!

こんにちは!
卓上カレンダーメーカー・株式会社トラストです。

さて今回は2025年版からの新情報&新企画のうち
★新企画★
⑥全商品でカーボンオフセットを再算定!
についてご案内していきます!

トラストでは15年ほど前から、全商品にカーボンオフセットを付帯しています。
「そもそもカーボンオフセットって何?」という方は過去のブログをご覧ください。
https://www.trust-kk.com/blog/20220613/

ではカーボンオフセットはどうやって計算しているのでしょうか?
まず商品やサービスの製造過程は、大きく5つに分類されます。

  1. 原材料調達…製造に必要な原材じたいの製造、工場までの輸送、材質によるCO₂排出量など
  2. 製造   …印刷や成型、社内加工などで必要な電力や熱など
  3. 輸送   …商品が完成後(時には二次加工先を経由して)お客様に届くまでの輸送
  4. 使用   …使用に電気を必要とするなど、使用時にかかるCO₂排出
  5. 廃棄   …焼却やリサイクルにより発生する分

2024年版のカレンダーまでは、上記1~2(製造まで)のみを算定していました。
しかし近年、廃棄までのライフサイクル全体を見る必要がある、という考えが主流になっています。
※ライフサイクル全体から排出量を分析することをLCA(ライフサイクルアセスメント)といいます。


2025年版からはLCAを用いて、1~5(廃棄まで)に発生するCO₂量を算定し、商品に反映しています。
このようにライフサイクル全体の排出量を数値化し、見えるようにすることをCFP(カーボンフットプリント)といいます。

さらに、いままでは製造時のロスをほとんど考慮していませんでした。
極端に言ってしまうと“100個売れたけど、100個ぴったり作ってたよ、原料も100個分を投入したよ”という計算でした。
今回は”100個売れたけど、実は110個作ってあったよ、ロスも出るから原料は120個分投入したよ”と計算しています。
※製造時ロスの大半はリサイクルしていますが、計算上はすべて廃棄としています。

 

計算範囲の変更と原料投入量の見直しにより、2025年版からはCO₂排出量が大幅に増えています。
例をあげるとリングタイプ(B6サイズ)は97g→から309gに増えています。
環境負荷が増えた、のではなく、いままで考慮しなかった分もカウントしている、と覚えてくださいね!

 


毎週新情報を発信しますと言いつつ…いきなり飛んでいましたね…(反省)
2025年版カタログ作成が大詰めなんです…(言い訳)
今回は少し専門的な内容でしたので、ご不明点等は担当営業までお問合せくださいね。

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