カーボンオフセットってなに?
こんにちは!
卓上カレンダーメーカー・株式会社トラストです。
弊社の卓上カレンダーにはすべてカーボンオフセット付と表示されています。
「エコへの取り組みってどんなことしてるの?」
「SDGsへの取り組みに関係してるの?」
「カーボンニュートラルと何がちがうの?」
こんな質問をよくいただきます。今回は、カーボンオフセットとは何かを取り上げます。
もくじ
1. カーボンオフセットとは?
2. カーボンニュートラルとは?
3. SDGsとカーボンオフセット
4. 卓上カレンダーとカーボンオフセット
1.カーボンオフセットとは?
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動においてどうしても発生してしまうCO₂などの温室効果ガスの排出について、まずはできるだけ排出量を減らすよう努力し、それでも減らしきれない分をほかの場所での温室効果ガスの削減により埋め合わせる(オフセット)という考えかたです。日本では2008年「我が国におけるカーボン・オフセットのありかたについて(指針)」が提唱され、活動が活発化しました。
具体的な温室効果ガスの削減方法としては、森林の管理や植林などによる二酸化炭素の吸収を促す活動や、再生可能エネルギーの利用促進、効率の高い省エネ機器の導入等があります。商品やサービスから直接取り組むことも可能ですが、これらの活動は個人や一企業では難しいことが多いため「クレジット制度」があります。温室効果ガスを一定のルールで定量化し、削減するためのプロジェクトに支援することでオフセットができるという仕組みです。
温室効果ガスの排出量をできる限り減らしつつ、排出量を埋め合わせるというのが基本となる考えです。
2.カーボンニュートラルとは?
最近ニュースやCMでよく耳にするカーボンニュートラルは、カーボンオフセットをさらに進化させたもので、経済活動等から排出される温室効果ガスのすべてを埋め合わせするという取り組みです。2015年にパリ協定が採択されカーボンニュートラルが世界共通の長期目標として取り上げられました。2020年、日本でも政府が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」カーボンニュートラル宣言をしたことで広く知られるようになりました。
3.SDGsとカーボンオフセット
SDGsの17の目標のうち、大きくかかわるのが目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」です。また温暖化による自然災害を減らすことで住み続けられる環境を作ったり、農林水産業の収量が安定することで飢餓や貧困の解消したり、森林や海洋の多様性を保護したり、環境に配慮した新しい技術を開発するなど多くの目標の達成に関わります。
このように、カーボンオフセットやカーボンニュートラルはSDGsと深くつながっているといえます。
4.卓上カレンダーとカーボンオフセット
トラストでは2009年からカーボンオフセットに参画しており、すべての卓上カレンダーにカーボンオフセットを付帯しています。原料調達から製造までに発生する温室効果ガス排出量を算出したうえで、商品の販売数に応じたクレジットを購入し、主に再生エネルギー導入への支援を行っています。パーツ販売にも対応しており、排出量の算出をしているお客様が自社の排出量と加算することで、カレンダー全体としての温室効果ガス排出量を算出できるようになっています。
また卓上カレンダーの表紙や説明書にカーボンオフセット付きのマークを表示しています。弊社の卓上カレンダーを購入していただくことで、企業様は環境への取り組みにつながります。さらに実際に使用する消費者の方の環境意識の啓発にもつながります。
あとがき
最近エコ商品としてのお問合せを多くいただき、環境への意識が社会全体で高まっているのをヒシヒシと感じます。
これからもお役に立てる情報を発信していきます。
このブログでは「○○について知りたい」といったリクエストを絶賛受付中です!
ぜひinfo@trust-kk.comにリクエストしてくださいね!